公務員並みの安定力！！月収●●〜●●万円の薬剤師

今一番安定している仕事、それはもしかすると公務員より薬剤師なのかもしれない。

病院や薬局はもちろん、ドラッグストアや一部の医薬品を取り扱うコンビニなど、その能力が活かせる場所は非常に多くなってきている。

処方薬の専門家であることはもちろん、何しろドラッグストアなどでは、彼らがいないと薬を陳列することができないのだ。

2008年度までは、薬剤師が店舗に登録されていれば一般医薬品を販売できる状態だった。

だが、登録しているだけで営業時間内に薬剤師が常駐していないという事例が多発したため、翌年に法律が改正された。

常駐していない時間は一部の医薬品を販売できなくなった。

最近「薬剤師不在」の張り紙や、一部の棚がシーツで隠されたドラッグストアを見かけた人も多いだろう。

常駐が当然の病院や薬局はともかく、販売店にとっては死活問題だ。

そのため、薬剤師はいるだけでありがたい存在で、手当も企業や病院によっては10〜20万円に昇る。

手当のみでこの額なのだ。

そこに平均で20〜35万の基本給、そして雇用の安定性が加わる。

研究職や病院の調剤部長など、出世の道が開ければ年収1,000万円も不可能ではない。

試験の合格率は石ほど狭き門ではないようだが、現在は医学部と同様に最短でも6年大学に通う必要がある。

医師に比べれば勤務時間にも余裕があるこの業種、その安定性も含めて、今密かに人気が高まっている。